シャー・イ・ジンダ廟 (サマルカンド : ウズベキスタン):死者達の宮殿
[ 中央アジア略地図 ]
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                                                  アーリミ・ナサフィー廟(中央左)


ピシュタークの門(入口)
b0049671_1316065.jpg シャー・イ・ジンダ廟は
 サマルカンドのアフラースィヤーブの丘の一角にある。

 イスラーム創始者ムハンマドの
 従兄弟クサム・ブン・アッバースを讃えた廟だ。
 西暦676年、サマルカンドにイスラームを伝えた人物。
 彼は677年、礼拝中に異教徒に襲われ首を刎ねられる。
 伝承によると、彼は動じること無く、
 刎ねられた自分の首を拾い上げると脇に抱え、
 地下の井戸の中に降りて行ったという。
 そしてそこで永遠の生を得たのだそうだ。
 この伝承を元に11世紀に建立されたのがこの廟。
 「シャー・イ・ジンダ」とは「生ける王」という意味。

 その後、チムールの親族などの廟が次々と建てられ、
 15世紀初めには現在の形に成ったようだ。
 階段を登り入口の門を潜ると、
 細い路が100m以上続いていて、
 20程の廟やマスジット(モスク)が両側に並ぶ。

 ここは遺跡であると同時に、
 今も人々の信仰を集める場でもあるのだ。



門から続く階段                             アミールザーデ(右)とカーズィザーデ・ルーミー(奥)
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クトゥルグ・アカ廟内部                           ホジャ・アフマド廟(中)とクトゥルグ・アカ廟(左)
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アミール・ザーデ廟                 チャール・ターク入口と             シーリーン・ビカ・アカ廟
b0049671_13215976.jpgb0049671_13225256.jpgトゥーマーン・アカ・モスクのドーム
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 サマルカンド中心部外れの、アフラースィヤーブの丘の谷を貫く淋しい道の傍らに入口がある。
 入口から数々の廟やマスジッドの並ぶ小道を最奥まで進み、そこからから外に出ると、そこはアフラースィヤーブの丘。
 蒼穹の下、庶民の墓が広がり、風が渡っている。


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                                               墓地から見たシャー・イ・ジンダ奥部
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by meiguanxi | 2007-04-28 13:27 | 絲綢之路Ⅱ[中央亜] | Comments(4)
Commented by 舞姫 at 2007-04-29 17:18 x
青の都だけあって ブルーのタイル?が美しい。
Commented by meiguanxi at 2007-04-30 12:44
あら、今日はほぼ本HNですね、元舞さんw
ええ、タイルです。サマルカンドの歴史的イスラーム建築は少しばかり置き換え修復が過ぎている物が多いのですが、ここはまだ(少なくと僕が行った時点では)あまりそういうこともなく、それだけにむしろ迫ってくるものがありましたよ。
Commented at 2007-05-02 12:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by meiguanxi at 2007-05-06 01:54
鍵さん、勿論ですよ!
大っぴらに言って憚りませんが、
大好きですね^^
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