平和的な抗議行動に対して武力弾圧を加えた結果、 一部が過激な行為に至ったとしても 長年の耐え難い占領と圧制へのレジスタンスを テロと呼ぶべきではない。 「暴動」 と報道されているがその言葉の持つ意味合いに、 私たちはもっと繊細であるべきだ。 「ダライ・ラマ一派が組織、計画し、背後から操った十分な証拠がある」 とする見解を中国政府が撤回・謝罪し、 少なくとも亡命政府との一定の公正な会談を再開しない限りに於いての 北京オリンピックへの参加は、 チベット問題に関して加害者加担の責任を負うのだということを 私たちは自覚すべきだ。 2001年9月11日以来、 「テロとの戦い」 という旗の下に 私たちはチベットを、チェチェンを見捨ててきた。 しかも実はそれは圧倒的市場やエネルギーという経済の為でもあった。 己の利益の為にチベットをこれ以上見捨てておくことは もはや犯罪であり、まさに中国政府と同罪だ。 満州が、朝鮮半島が日本の領土ではなかったのと同じように チベットはチベット人の土地であり、そこには独自の文化がある。 チベットは間違っても中国ではない。 死者が100人を越えたという情報もある。 お願いだから、これ以上、今はまだ、 死なないでいてくれ。
by meiguanxi
| 2008-03-16 01:07
| Free TIBET
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Comments(6)
祈ります。
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今回の件に「暴動」という言葉を使う日本のメディア、本当にいかがなものかと思います。中国政府の手先かと。
チベット人の死者や被害者が増えないことを祈るばかりです。こんな騒動では命を落とすに値しない。
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baaba
at 2008-03-17 21:22
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去年のインドヒマラヤ旅行でチベットを良く知る人たちから、今のラサがどんなにひどい状態か聞きました。本当に「暴動」とは、違うでしょうと言いたいですよね。何が出来ると言ったって、個人的な、中国製品不買くらいしか、出来ないけれど。
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lunablanca
at 2008-03-17 22:20
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どうして、人は自分の利益のために他人の自由を侵そうとするのか。
どうして、人は過去の歴史に学ぼうとしないのか。 泣きたくなります。世界がもっとチベットの現状に目を向けてくれる 事を、ただただ、祈ります。
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meiguanxi at 2008-03-18 23:13
今日から「騒乱」という言葉に切り替えたメディアもあるみたいですね。日本のマスコミではある意味でタブーだったチベット問題が徐々にではあるけれど伝えられるようになったことは歓迎すべきかと思います。
一方、現地での取材が一切認められていない。漏れてくる僅かな情報では、ラサ以外のチベット地域でまさに「動乱」の様相を呈してきた感もあります。 そうですね、僕は宗教者ではないけれど、「祈り」という思いを怒りと言う心情で押し潰してしまわないようにすることは、大事なことだと、自分に言い聞かせています。
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by meiguanxi
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