エヴェレスト街道トレッキング#1 (ジリ~セテ)
[ エヴェレスト方面略地図 ] [ 日程表 ]
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                                                    ジリの先で出会った子供達


 エヴェレスト (エベレスト) 街道と言えば一般的には飛行場のあるルクラからトレッキングの拠点となるナムチェ・バザールを経てカラパタールベース・キャンプゴーキョ・ピークなどを目指すトレッキング・コースを指すのだろうが、僕は自動車道路の終点であるジリからルクラまでを指してそう呼ぶことにしている。へそ曲がりなのだ。
 僕がこの地域を歩いたのは1999年2月23日から4週間ほどなのだが、その時には確かにトレッキング・パーミットという許可証が必要で、カトマンドゥ のイミグレーション・オフィスで長蛇の列に並んで取得したものだ。しかも前年までは旅行者街であるタメル地区にあったオフィスが、この年には郊外に引っ越していて、午前中に申請、午後にまた受け取りの為にリクシャーで出向かなければならなかった。このパーミットに関してはその年の夏には不要になり、更に2年後には復活。また無くなったと思っていたら数年前には認可された現地の旅行代理店で公式のガイドを雇わなければならなくなったとか、結局は機能していないとか色々と聞くのだが、実際のところを知らないので確かなことは分からない。とにかく僕の時には日程とコースとを申請して20ドルほどの料金を払ったのだ。尚、エヴェレスト方面へのトレッキングでは、ルクラの先、ナムチェ・バザールの手前のジョルザレというところのチェック・ポストで、サガルマータ (エヴェレストのネパール名) 国立公園への入域料として650ルピー(当時で1100円位)を支払う。今は1000ルピーくらいするらしい。
 ジリの村外れで自動車道路が途切れる所からコースに入っていくと、いきなり世界は変わる。ここから先、下界との交渉は徒歩と馬やロバが運ぶ物品だけだ。ロッジにシャワーは無いのが普通で、洗面器一杯のお湯で顔と手足を洗い、ついでに靴下も洗うなんてこともある。路は雨季に雨水が流れ落ちて削られた跡にも見えるような細く危う場所も多く、ひたすらうねうねと登り下りしている。西に向かうこのコースでは、エヴェレスト方面から南下するドゥド・コシの大渓谷に出会うまでの5日間、ヒマラヤの展望は臨めない。長く険しくきつい行程だが、時折出会う小さな集落で迎えてくれる子供達の笑顔が疲れた身体と心を癒してくれる。


1999年2月23日 ~ 2月24日
第1日目 8:00 Jiri (1905m)⇒ 16:20 Bhandar(Chyangma)(2195m)
第2日目 8:00 Bhandar ⇒ 15:00 Sete (2575m)



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(左) 第1日目、シバラヤ (1767m) からデオラリ (2740m)への登りから見下ろすキムティ・コーラの流れ
(右) 切り株に座る少女。背景は急峻な棚田


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(左) 1日目の宿泊地バンダル (シェルパ名:チャンマ) のチョルテン。カトマンドゥのボダナートなどと同じ形式
(右) 第2日目、バンダルからの登りで出会った家族とロバのキャラバン


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(左) 途中の村で会った幼児。顔と膝についた蠅も気にせず自家製のパンを食べている。逞しく育つに違いない
(右) 休憩をした途中の村のロッジ


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(左) バンダル (2195m) から一旦登って1634m の谷まで下り、更にセテ (2575m) まで登り返す
(右) 2日目の宿泊地セテの村にて。アルマイトの器を持った幼児

                                                            (第3日目以後に続く)
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by meiguanxi | 2009-02-10 19:16 | ヒマラヤ・チベット | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from weight loss .. at 2018-08-21 06:43
タイトル : weight loss madera ca
エヴェレスト街道トレッキング#1 (ジリ~セテ) : 没関系☆スナフキンの足跡... more
Commented by はぶ at 2009-02-10 23:59 x
バンダルのチョルテン、やっぱりチベットとは顔つきが違う。
私もジリ起点でエベレスト街道と呼ぶ口です。トレッキングは元々村々を訪ね歩くことだったそうで、その意味でもエベレスト街道はネパール・トレッキングの王道っす!
ところで、ネットで知る限りでは、クーンブ、ランタン、アンナプルナは個人OKで、必要なものも入域料などの料金の他にクーンブ、ランタンは国立公園入園許可証、アンナは保護区入域許可証だけで、トレッキング許可証(パーミット)は不必要。ガイド・ポーターの強制もなくなったみたい。でも、かの国のこと、実際どうなってるんでしょうね?
Commented by meiguanxi at 2009-02-11 18:17
ふふふ・・・はぶさんも臍曲がりの仲間っと^^
チョルテンの目付きに厳しさが無いですよね。ま、田舎だからでしょう;; 余談ですが神楽坂に “神楽坂の目” っていう防犯マークがあって、それがどう見てもチベット仏塔の目なんですよ。
うん、僕も少しネットで調べてみたんだけど、今現在なのかどうか確信がもてなくて。そうだ、入域料、記録を調べたら間違ってた_| ̄|〇
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